▼▼▼▼▼第三日目(2003年5月19日)▼▼▼▼▼

函館遠征最終日の目的地は旧幕府艦隊の旗艦『開陽丸』(を復元したもの)のある江差です。
午前8時に函館を出発しましたが、前日の夜は松前攻略のための軍議(酒盛り?)で遅かったので、辛かったです。


▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

函館から江差にむかう途中にある『二股口古戦場』。
ここで土方歳三率いる箱館政府軍は、江刺に上陸し箱館へ進軍してくる官軍を迎え撃ち大激戦の末、死守しました。
この時土方軍が装備していたのはミニエー銃(単発式)、官軍が装備していたのはスナイドル銃(5連発)やスペンサー銃(7連発)であり、 
旧式の銃の部隊で新式の銃の部隊を打ち負かした、というこの戦闘は土方歳三の指揮能力の高さを証明しています。


▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

『開陽丸』は江戸幕府がオランダに発注し、1866年に竣工した幕府海軍の旗艦。
排水量2,590トン、出力400馬力で26門の大砲を装備した当時国内最強の軍艦でした。(『甲鉄』が出てくるまでは)  
我々が蒸気船と聞いてすぐ連想するのは、船体の横に水を掻く巨大な車輪が付いている『外輪船』ですが(『トム・ソーヤの冒険』なんかでミシシッピ川を走っているやつですよ)、  
『開陽丸』はおしりの部分に「スクリュー」がついている『内輪船』で、蒸気船のなかでも新式のものでした。ほらっ、彼女の船腹には車輪が付いてないでしょ。


『開陽丸』見学後、再び函館に戻ります。
『五稜郭タワー』に上りきれいな「お星様」を見た後、函館では超有名なハンバーガーショップ『ラッキーピエロ』で昼食を。「チャイニーズチキンバーガー」はあのGLAYも大好物だったそうです。
そして16:40の飛行機で函館空港から東京への帰路へとつきました。

(↑)野村利三郎、
『甲鉄』に斬りこみをかけるの図。


(↓)みんなで甲板で記念撮影「パシャッ」

『箱館五稜郭祭』には初めての参加でしたが、やはり箱館戦争を題材にしているだけあって、
ここでしか味わえない独特な雰囲気を持ったすてきなお祭りでした。
北海道の皆様、誠にありがとうございました。

前のページ−−−−−

日野新選組同好会
ホームページに戻る